施術に関して

 

 

はじめに

 

 

当院は全身を診ますので、男性はパンツ姿。女性はパンツ姿にブラジャーをつけていても構いませんが、治療によってはブラジャーは外してもらうこともあります。

 

 

女性の短パンはこちらで用意もございますが、お腹周りや太ももを締めつけ無いようなキュロトやジャージなどご持参して頂いても宜しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

当院は誠に申し訳ありませんがマッサージのみの施術、ご褒美や慰安目的の施術は行っておりませんので宜しくご理解のほどお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

つぎに、当院は顔色や爪の色・艶、舌を診ますので女性の患者様は薄化粧で、マニュキアなどはしない方が望ましいです。

 

 

 

 

満腹で施術に来ることは控える様お願い致します。

 

 

 

 

 

 

当院の施術のベースとなっているのは、下記の脈診流経絡治療ですが、私は色々な流派や手技など拘ることなく、全ての治療法の良い所を取り入れ、特に井穴刺絡療法など組み合わせて施術を行います。

 

 

 

 

 

 

 

さて、その手首に触れるだけで体調不良の原因がわかってしまう「脈診流経絡治療」とは・・・・?

 

 

 当院で一番初めに行なうのが、患者さんの体調不良の原因を知ること。

 

 

当たり前のように感じるかもしれませんが、非常に重要なことなのです。

 

 

 確かに当院で行う治療は「電気ばり」を使用しない、人間が本来もっている自然治癒力を引き出すという東洋医学思想に基づく治療です。

 

 

しかしその治療も、まずは患者さんの状態を把握してからでなければ効果は薄くなります。 そのため当院では、まず患者さんの脈をうかがい、さらに皮膚のつや、お腹の弾力などから、一人一人の体質、体力、全身の状態を十分を把握します。そしてどこが弱っているかを診るのです。 

 

 

 

 

脈診流経絡治療は決してその場限りの病みを止めるだけの治療ではありません。

身体のもっている自然治癒力、生命力を強化し、身体の内部から病を治すように働きかけることを主眼においた治療法なのです。 

 

 

 

 

 

ほとんどの鍼灸治療院で使われている『電気針』。

これは体表から強い刺激を加え、神経を刺激し、体内に鎮痛物質が発生し、それが痛みを消失さます。

 

 

 

経絡とは古代中国人が生体観察を通じて発見した人体の全身的な調整機構です。その背景には東洋の哲学思想が根づいています。

 

 

東洋医学にとって経絡は生理学的あるいは病理学的なものの基礎をなしているものであり、これがわからないと東洋医学の治療法を理解することはできません。

現代医学では血管系、リンパ系と神経系によって内臓の諸器官は調整されて、人間としての生命活動ができるとされております。しかし、経絡はこれらとは違った調整機構であり、現在の科学的な方法によってもまだ解明されていない、目で見ることのできないものです。この経絡が私達の身体を護り、生命の力を発揮させているのです。

 

 

 

人間の体には、本来病気にならないための自己防衛力や病気にかかってもそれを治す力が備わっています。これを一般に自然治癒力と呼んでいます。

 

経絡治療とはこの自然治癒力を喚起し、その力を旺盛にして病気を治し、あるいはかからないようにする治療法であります。

 

 


東洋医学ではこの経絡に気血という生命エネルギーが流れていて、生体を防護し、栄養を与えていると考えています。ですからこの経絡という気の通路が順調に流れていれば自然治癒力が旺盛に働いて、健康な状態であるということができます。

 

 

 

人間が病気になるのは、何かの原因によって、この気血のめぐりが悪くなり、渋滞を起こすからであるということになります。「病は気から」というのはこのことを言っているのです。

 

 

 

気血がとどこおったり、不足したりすると、経絡に反応が現われます。この反応点をツボというのです。

この経絡上に現われた反応(圧痛・硬結など)を脈、触診などによって的確に捉え、鍼や灸を用いて生体を刺激し経絡を平衡状態に調整し、体がもつ自然治癒力を発揮させることが経絡治療の主眼です。

 

 

 

現在一般に行われている鍼灸治療は、肩こり、腰痛、膝肩などの関節痛を主訴とする運動器疾患を中心とするもので、痛む局所に強い刺激のハリ治療を行い痛みをとるというものです。

 

 

 

しかし現在の自然環境、心理的にストレスの多い社会生活では自然のリズムに沿った生き方ができない状況にあります。そのなかで私たちの自然治癒力は衰え、弱っています。

 

 

 

自然治癒力が衰えていると、局所治療だけではその治療効果は十分発揮されません。やはり経絡のひずみを取り全身を調整し、衰えた自然治癒力を活性化することが必要です。

 

 

 

この経絡を調整するということを利用して、リウマチ、喘息やアトピー性皮膚炎、肝臓病、糖尿病などの内科や皮膚科、全身性の疾患に対応することができます。これらの疾患を主訴とする患者さんが今も来院しております。

 

 

 

現在の日本人のほとんどが半健康状態にあります。

昔から東洋医学には「未病治」という考え方があります。未病とはまだはっきりと病となって現われていない状態ですが、すでに病気の芽をもっていて、いつ発病してもおかしくない状態です。

 

 

 

この段階で体の変調に気づき早めに病気の芽をつんでしまうことが大事です。このことを「未病治」というのです。

 

経絡治療によればこの未病の段階で、脈診、問診や腹診などの診察法を用いてひずみの起きている経絡を特定し、それを調整することで病気を未然に防ぐことができます。

 

 

 

現代医学はあくまでも治療を目的とした医療であり、血液や尿検査、あるいは機械検査などによって異常がなければ治療の対象になりません。それで現在は生活習慣を改めるということで病気の予防に力を入れ始めているのです。

 

 

 

経絡治療が急速に海外に広まっている背景には、伝統的鍼灸術である経絡治療は現在一般に行われている運動器疾患を中心とする疼痛治療に用いられる強い刺激によるハリ治療と違い、軽い刺激で、しかも内科から婦人科、リウマチ、アレルギー、心身症などの全身性疾患にも適応できるということが挙げられます。

しかも、普段の健康管理にも効果的であることがはっきりしているからであります。

 

 

 

癌治療による放射線、抗がん剤などの副作用にともなう、吐気、からだのだるさ、またモルヒネによる疼痛の緩和処置に際してのしびれを伴う痛み、こり、重たい感じ、脱力感、ピリピリした痛み、浮腫を伴う痛みなどに大変効果的です。


 

経絡治療による鍼は刺激が軽く、しかもあまり痛みを感じさせないのが特徴で、副作用もなく、安全に心地よく苦痛を軽減することができます。

 

 

 

近年話題となっている『予防治療』。経絡治療は、病気の予防にも大きな効果を発揮します。

病気には必ずなんらかの初期症状があります。その症状が目に見える病気となって現れる前に治療するのが望ましいのです。

 

 

 

西洋医学では数量的にデータ化された場合にはすぐ病気と断定できますが、まだデータ化されない初期の段階では、病気とは診断できません。

 

 

 

東洋医学では「見える病気」と「見えない病気」を区別し、見える病気になる目には必ず見えない病気になっていると考えます。

 

 

 

脈診でとらえることによって、見えない病気が進行してしまう前に予防することが可能なのです。

 

 

 

 

 

 

当院の鍼はすべて高圧蒸気滅菌器によって消毒してあります。

この消毒法は厚生省及びWHO(世界保健機構)が、エイズや肝炎の消毒法として正式に指示したもので、あらゆる病原菌やウィルスなどの感染防止に完全な効果を発揮します。

 

 

 

 

 

当然ですがディスポ鍼も使用してます。

 

 

 

 

 

 

 

当院では、治療効果は3回〜5回で判断しています。
5回も治療をしてみれば、症状変化が必ずあります。

 

痛みや不快な症状は1回の施術で軽快になることは珍しくはありませんが、間違ってほしくないのは、5回で良くなる、治るということではありません。

 



逆に、症状に変化がないのであれば、その治療は合っていないと考えて、別な治療方法を試してみたほうが得策です。



古くからの症状でも、5回も治療をしてみれば症状に変化は表れるものです。


当院は30日から40日の間で11回を1クールの治療としております。

 

但しこの期間内に改善があり治療の必要がなくなった時点で私の方から「終了ですよ」とお話いたします。